
初診時4歳8ヶ月


反対咬合(受け口)になっている ので、ムーシールドという透明 なマウスピースを装着しました。 (就寝時を中心に一日10時間以上装着)
約半年で効果が見られました。通院は月1回程度で済みます。



噛み合わせた時、下の歯が上の歯を覆うので上顎の前方への成長を阻害する可能性があります。

低位舌といって舌の位置が通常より低いことが多く、睡眠時にいびきをかいたりすることもあります。

上下反対の噛み合わせ、低位舌のため全体としての調和が悪く発音不良を起こすことがあります。(か行・・・きゃ・きゅ・きょ 、 さ行・・・しゃ・しゅ・しょ に聞こえやすいなど)

食物の形態によっては噛み切れなかったり、飲み込みづらかったりすることもあります。

顔貌が下顎が出た感じになりやすいです。

乳歯の段階で受け口の場合、早めに治療を開始する事で簡単な治療、少ない通院回数で済む場合がほとんどです。逆に受け口のまま放置してしまうと、後々大掛かりな治療が必要になる場合もありますので注意が必要です。
